GHP(ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン)
GHPとは、ガスをエネルギーとした業務用空調設備です。
メリット1 | GHPは通常の暖房能力に加え、ガスエンジンの排熱を有効に回収利用するため立ち上がりが早く、長野県の厳冬期においても室内が素速く暖かくなります。 |
メリット2 | 電力基本料金を低減します。電力基本料金は過去1年間の最大需要電力(デマンド)により決定されます。EHPを設置の場合、夏場のピーク電力が大きくなり、電力の契約基本料金が大きくなります。GHP導入により電力基本料金の大幅低減が可能です。 |
現在の電気エアコンの暖房に不満があるお客さまは是非ご検討ください。
GHP+LPガスバルク供給システムのご提案
3.11以来、災害時のインフラの整備が見直されています。電気・都市ガスは導管供給のため、隣接した地域の災害のよって供給が出来なくなる可能性があります。また、灯油・重油も震災時に供給方法に問題が露見しました。ガソリンスタンドでの長蛇の列は今も記憶に新しいところです。
そんな中、LPガスを利用した発電機が公共施設等で見直され、多く使用されています。公共施設の空調設備はおもにEHPが主流でした。公共施設では災害時でも断続的に使用可能なエネルギーを持った空調設備が必要とされます。そこで、LPGをエネルギー源としたGHPの信用性は高く、経済産業省においてもLPGの優位性が認められています。
もしもの時、GHPとLPガスバルクシステムは大切な命と財産を守ります。
非常時、災害時
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●GHPが導入された場所では快適空調空間確保(冷暖房)が可能 |
通常時
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必要部分にGHPを導入することにより電気契約容量、デマンドが落ちます。
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出展)日本LPガス協会
「災害対応型LPガスバルク供給システム」とは?
「災害対応型LPガスバルク供給システム(災害対応バルク)」とは、LPガスのバルク貯槽と、供給設備(ガスメーター、圧力調整器など)・消費設備(煮炊き釜、コンロ、暖房機器、発電機、ガスホースなど)をセットにしたもので、地震や津波など大規模災害により電気や都市ガス等のライフラインが寸断された状況においても、LPガスによるエネルギー供給を安全かつ迅速に行うことを目的として開発されたシステムです。 災害対応バルクには、緊急時にすぐに使用できるようにマイコンメータやガス栓ユニットが標準装備されており、ワンタッチカップリングを使えばガスコンロや暖房機器などを簡単に接続することができます。
災害初期対応用として十分な供給能力
災害発生時の初期対応において、外部からの救助・支援が期待できない発生直後の3日間程度をいかにして乗り切るかが、最も重要な課題とされています。災害対応バルクの使用可能時間は、貯槽内のガス残存量および消費機器のガス消費量に依存しますが、災害時の初期対応に十分な供給能力を持っています。
災害時に最も適したエネルギー
他の液体系燃料に比べ熱量が高く、燃焼時の排気ガスもクリーンで経年劣化もしないLPガスと災害対応バルクの組み合わせは、災害時のエネルギー確保という問題に対する最適な解決策です。この高い災害対応能力が評価され、現在全国の学校や公民館等の公共施設、病院、福祉施設等でLPガスおよび災害対応バルクの導入が進められています。